小規模介護施設での仕事のメリットとは

介護施設の規模は様々です。その中でも小規模の介護施設での仕事には、いくつかのメリットがあります。小規模の施設では、職員数も限られるため、職員同士の距離も近く、コミュニケーションを密にとることができます。職員数が少ないと、なかなか仕事を休めないとか一人一人の仕事の責任が重いというイメージがあるかもしれません。
しかし、子育中で急な休みが必要などの場合でも、コミュニケーションがしっかりとれていれば、家庭環境も理解してもらえる可能性もあります。職員同士のコミュニケーションがしっかりとれており、職場の風通しが良くなっていれば、急な出来事でも職員同士でカバーできます。人数が少ないが故にお互いをフォローし合える環境を作ることができます。
また、小規模の施設は利用者の定員も少ない場合が多いです。利用者の定員が少なければ、一人一人をしっかりみることができ、介護の質も向上します。そして、利用者の家族の要望も聴きやすく、家族の悩みや利用者のニーズを共有することが可能になります。状況を共有することにより、一貫した介護を行うことができます。より一人一人に寄り添う介護ができるようになるのです。
介護施設での仕事のやりがいは、必ずしも規模で決まるわけではありません。小規模でも、職員や利用者の家族と連携をとることにより、働きやすい職場にすることは可能です。その結果、介護の質も高まり、これまで以上に仕事へのモチベーションを高めることができます。